CDをセットしてプレイボタンを押し、10秒後にはすでに「なんと美しい音なんだろう!」という感動を与えてくれるJoachim Kuhnの極上のピアノ演奏に兄Rolfの絹のような柔らかいクラリネットが入ってきた時点で、もう卒倒してしまうこと請け合いの、素晴らしい傑作です。 Joachim Kuhnといえば、あの超絶アルペジオ奏法ですが、その超絶技巧さがややもすると難解さを醸し出してしまう嫌いもあるものの、このアルバムでは、兄貴のクラリネットの柔らかさを巧く生かすようなバッキングに徹する守備の場面や、兄貴に絶妙なスルーパスを供給する司令塔の場面、時には前線に出てきてゴールまで狙う(笑)ポイントゲッターとして、攻守のバランスを巧く保つ、ボランチ兼ゲームメーカーのような役割を巧くこなし、ムーディーながらも一筋縄ではいかない超ハイセンスな作品に仕上げています。とにかく数ある彼の作品の中でも傑作と言うに相応しい内容を誇っているこのアルバムは、ジャズファンに限らず多くの音楽ファンに聴いて頂きたい名作です。
1.
Loverman (5:55)
2. Express (8:30)
3. Saturday Blues (4:43)
4. Walk (4:18)
5. Opal (15:33)
6. What is Left (5:05)
7. Love (1:59)
8. Brothers (8:01)
9. Everytime We Say "Goodbye"
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| すばらしいですね。 |

