ハンガリーの気鋭ジャズベーシストHars Viktorとジャズ・オーケストラ集団Budapest Jazz Orchestraのコラボレーション作品。個人的に、音の厚みが少々ウザったく感じるジャズ・オーケストラサウンドは余り好みではないので、聴く前は期待していなかったのですが、聴いた瞬間に先入観はぶっ飛びました!美声女声ヴォーカル、時々絡んでくるマジャール語によるナレーション、サックス、トランペットソロを前面に、ファンタジックなシンセとセンスの良いピアノ、存在感のあるベース、複雑なリズムを刻むドラム、そして非常に良いタイミング(ウザくない程度に)で挿入されるジャズオーケストラサウンドの融合には目から鱗が落ちました。音の使い方が非常に巧みで、ジャズオーケストラサウンドが苦手な僕でも違和感無く感動に浸れました。楽曲は、複雑で可変的なリズムと曲展開、静と動の対比の妙、ドラマ性など、殆どプログレです。ジャズファンは勿論、プログレファンへも大いに感動を与える傑作と言えるでしょう。超オススメ!
1. Vonat /Train
2. Doktor/Doktor
3. Nema altato/Unsung Lullaby
4. Isten.Suket.Vak/God. Deaf. Blind
5. Fust/Smoke

