前衛音楽の旗手カールハインツ・シュトックハウゼンの息子にして、ドイツジャズ界を代表するトランペッター、マルクス・シュトックハウゼンのトリオ作品。彼のトランペット、フリューゲルホーンを中心に、Angelo Comissoのピアノ(少々シンセ)、Christian Thomeのドラムを加えたバンドによる、すんばらしい美傑作アルバムです。ジャケ写のような朝靄立ちこむ森、湖、山に、朝を告げるかのように響き渡るトランペット、フリューゲルホーンの音色、そして湖水のようにクリアなピアノ、朝の冷気のようにひんやりとしたドラムが見事にマッチし、水晶の輝きのごとく磨き上げられたサウンドが展開します。1、2曲目の静寂美、5曲目のようなドラマチックさなど緩急自在の曲展開に思わず胸がキュンっとなってしまう、個人的にストライクゾーンど真ん中の超お気に入りアルバムです。ジャズファンのみならず、ECMのサウンドがお好きな方、プログレファンにもオススメです。
1. Blue
Morning
2. Green
Sky Burning
3. Belfor
4. Ein Hauch
5. Hasmin
6. Go on
7. Kokoro
8. Elegia