フランス西部最大の都市のナントをベースに活躍するクラブ系ヒップホップ・エレクトロ・ユニットPrajnaの2ndアルバム。キーボード、コンピューターまで担当するヴォーカル、チェロ、ベース、パーカッションという個性的な編成のカルテットが奏でるのは、トリップ・ホップをベースに、ヒップホップ、レゲエなどクラブ系サウンドをふんだんに取り入れ、インドなどオリエンタルフレーバー漂うワールドミュージックを融合させたエレクトロニックなサウンドです。無機質なエレクトロニック・シーケンス、エレクトロニック・ビートと、有機的パーカッション、生チェロ、フランス語によるラップ調のヴォーカルとの対比が非常にクールな印象を与えます。1stでは大活躍も、3rd以降殆ど活躍の場を失ってしまうチェロが、この作品までは活躍している(ラストは大活躍)のが嬉しいところです。エレクトロニック、クラブ系サウンドファンにオススメです。
01. Ramdam
02. Canoe
03. India bomba
04. Oubly pa li
05. rutti di mare
06. Zero
07. Satellite
08. L'epreuve du sel
09. Iova
10. Prajna disco
11. Mokuso