灰色の空の下、悲しく響き渡るレクイエム
ウクライナのゴシック/ネオ・クラシカルユニットOda Relictaの3rdアルバム。この作品は、2008年夏、ロシアのグルジア侵攻による被害者へ捧げられたアルバムとしてリリースされ、ウクライナの現代音楽作曲家の楽曲を、ソプラノヴォーカリストとチャーチオルガン風キーボード、若干のオーケストレーションサンプルを用い、静かに悲しく、そして厳かに奏でているのが特徴です。レクイエム的な終始静かで美しいクラシカルな歌曲(途中で、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」の引用も有)を中心に、坦々と進行していくサウンドからは、どんよりと低く垂れこめた灰色の空と、薄っすらと霞みがかった教会といった、淡く退廃的なイメージを彷彿とさせられますが、実は、これがまたかなり癒し効果抜群!ちなみに個人的に就寝時のBGMとしてへヴィー・ローテーション中です。ゴシック、ネオ・クラシカルファンはもちろんの事、癒されたい方へ、大推薦です。
【通常1~2ヵ月以内に発送】
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01. Leper Mass Intr0.itus |
02. Leper Mass pt I | 試聴 |
03. Leper Mass pt II |
04. Leper Mass pt III | 試聴 |
05. Leper Mass pt IV |
06. Leper Mass pt V | 試聴 |
07. Leper Mass pt VI |
08. Leper Mass pt VII |
09. Leper Mass pt VIII | 試聴 |
10. Leper Mass pt IX |
11. Leper Mass pt X |
12. Leper Mass Outroitus |
M.A. Shukh - composition
L. Voynarovska - voice
I. Prudnikova - voice
O. Kolyada - instruments
■ お客様の声
おすすめ度 | SOLA様 | 2011-06-04 |
オペラと教会音楽が 融合したようなサウンドが 斬新で楽しめました。 癒しを求めている方に お勧めです。 眠る前の導入にも最適だと思います。 |
おすすめ度 | johndoe様 | 2009-05-31 |
立ち込めた深い霧の中から美しいソプラノヴォイスの響きが聞こえ、非常に気に入ってます。 ただ、全体の雰囲気が(アルバムのコンセプトを考えれば当然か)少し暗く、重苦しい感がしますが美しいアルバムだと思います。 |
おすすめ度 | 12wu様 | 2009-05-05 |
視聴していて、気に入ったので即購入しました。ウクライナの音楽を聴くのは初めてです。教会のようなアンビエンスが一貫して効いており古楽のような雰囲気をかもし出していますが、曲も演奏の内容もとても現代的で私には新鮮に感じました。確かにこれもひとつのチルアウトですね。とても興味深く、他の作品も聞いてみたいと思いました。 |