バロック・オーケストラ団員が結成した暗黒ゴシックバンド
ロンドンのバロック・オーケストラの団員であったフランス人とオーストリア人、更に聖歌隊でバッハのカンタータを歌っていたソプラノ歌手が加わり結成されたフランスを代表するゴシックバンド、Elendの1stアルバム。このアルバムは、イギリスの詩人John Miltonの「Paradaise Lost(失楽園)」をモチーフにした連作、ルシファー三部作の第一部であり、キーボードを中心としたダークアンビエントなサウンドに、美声女性ヴォーカルと男性ヴォーカル(時にデスヴォイス)を絡め、荘厳で暗黒なサウンドパノラマを描き出している。全体的に静寂が支配し、時折荘厳なキーボードオーケストレーションと共に、轟くようなデスヴォイスが炸裂。彼らのアイデンティティを打ちたてた重要作であり、ゴシックファンにとってマストアイテムの一つ。
03. Into Bottomless Perdition
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08. The Reign Of Chaos And Old Night
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試聴
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Eve Gabrielle Siskind - Soprano Vocals
Renaud Tschirner - Vocals, Violin [Electric], Keyboards [Orchestral], Synthesizer
Alexandre Iskandar - Voice [Screams], Vocals, Violin [Electric], Keyboards [Orchestral], Synthesizer