1990年代半ばより活動を続けるノイズ・インダストリアルサウンド職人Ulf Soderbergの一人ユニットSephirothの1stアルバム(彼自身としては通算3作目)です。荘厳且つダークなアンビエントサウンドに、儀式的且つインダストリアルなリズムが醸し出すアトモスフェリックな世界は、鬱蒼と茂る森の奥にひっそりとたたずむ古ぼけた教会(そしてその中では怪しい儀式が・・・?)に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。また組曲形式の作品構成もサウンドの深さに拍車を掛け、聴く者を暗黒の世界に引きずり込むパワーを放てます。5.1ch等マルチチャンネル環境で聴くと尚のこと深みのある世界が再現されます。
1枚限定(廃盤の為、再入荷困難)
1. Wolftribes
2. Cathedron
-I Spell of The Eastern Desert
-II The City of No Name
-III Bone Drums
-IV Dream And The RIver
3. The Moongate
4. Abyssanctum
-I Awakening of Lilith
-II Night Demon of Late December
-III Churches And Asylums Rests Under Eternal Ice
5. Heliopolis
6. Dark Father
お客様の声 |
|
これを契機にダーク、ゴシック系へ行きそうです。 SOLD OUTが多かったので、残念。 再入荷を望みます。 特に、Cathedronは、映像的な作品で、真っ暗な部屋で聞いていると迫力満点、この音の中に永遠に浸っていたいと思います。 2時間ぐらいあると、映画を1本みたぐらいの気分になると思います、きっと。 素晴らしい作品をご紹介いただき、ありがとうございました。 |
|
ストイックなまでに厳しく、ツンドラ地帯の寒々しい自然、氷河や霧のたちこめる断崖絶壁、厳しくも美しい大自然を思い浮かべるようでした。 冒頭からグオーンという風のうねりのような低音の鐘のような響きが、全体的によく聴かれるのですが、非常に寒々しい気分になります。肌をつきさすような冷たさと厳しさと、美しさを兼ね備えた作品。 5.1chという環境で聴いたわけではありませんが、それでなくとも臨場感あふれる高音質でした。 |