ギリシャの古楽ユニットDaemonia Nympheの2ndアルバム。つぶやくような語り、女性コーラス隊による神秘的な合唱、古代ギリシャの古楽器に若干のシンセ、サウンドエフェクト等を絡めたサウンドは1st以上に深く、時折トム・ニューマンの「妖精交響曲」を彷彿とさせる幻想美を感じさせる。 終始密教儀式のような怪しく厳かな雰囲気に包まれ、打楽器による単調で力強いリズムがループし、聴く者をトランス状態へ導き、古代暗黒世界へと引き込んでいく。突然曲調、リズムが変わるなどプログレ的な展開もみられ、内容的にも非常に濃い!ゴシック、ダーク・ウェーブ系ファンからプログレ、そして舞台音楽ファンの方に強力にオススメ。
1. The Calling
of Naiades
2. The Bells of Acheron
3. The Bacchic Dance of The
Nymphs
4. Calling The Twelve Gods
5. Summoning Pan
6. Divined By Trophonios
7. Tyrvasia
お客様の声 |
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見た目、ジャケットが気に入ってしまい購入したのですが、ひとりこっそり宗教儀式を始めたくなってしまいます。 本当は何人かいたら楽しいだろうに…と思いながら。 何だかおかしな感想ですが、とてもきれいな音楽だと思います。 |