ダークアンビエントなるジャンルの音楽は本作が初めてです。
ですが、こんなに素晴らしいなんて!一発でファンになりました。
凍てつくような世界に置き去りにされたような孤独感、しかしその中に作者の妙な熱気を感じます。
楽曲もイマジネーションをかきたててくれる曲でアルバム全体を聴き終えた後には、ちょっとした感動が残ります。
小林さんがお書きになっているとおり、映画や舞台の終幕、コンテンポラリーダンスのステージを思わせる、廃墟のような音楽です。一瞬にして非日常の時空に誘われます。