出だしDYNO FOURを緩くした感じ。確かにTHRAK CRIMSON風アヴァン、ホーさん、いかにもビルフリな曲があります。でも彼らには敵わないので6,7曲目のようにゆったりしたテンポで1音を大切にしたどこか空想的なアヴァンを突きつめば南米版ピッキオになれたのに、と思ってしまう1枚でした。
アバンギャルドな曲調ながら、テクニックがしっかりしているのでかっこいいです。その曲だけ聴かされると?が着きそうな曲も、アルバム全体の中でみるとちゃんと存在感が感じられるところがすごいです。ギターも出しゃばっていないけど、ちょっとホールズワースっぽかったりしておもしろいです。