それぞれがチェロとボーカルの女性デュオという、その存在そのものがユニークですね。デュオという最小ユニットが奏でる音はシンプルであるだけに、力強くも憂いを帯びかつ美しい楽曲の良さが光ります。
まず何より、Xavier Recordsさんがレビューで書かれていたように、このようなアンチコマーシャルともいえる作品に大きな賞をあげてしまうチェコという国のセンスに敬服。
ダークネスとリリシズムが渾然となった妖しさが素晴らしく、透明感あるヴォーカルのほのかなエロティシズムも素敵です。
このような音楽は、住宅事情が許せば、大音量で聞きたいものですが…。
いいですね!アートな感じがとてもいいです。
アイポッドに入れて抽象画展なんか見に行くとよさそうです。
総評: 4.0 (3件)