1~8曲目は現在のダークアンビエントとは違い、ハンマービートとシンセを用いたネオクラシカル路線でまるでファイナルファンタジーの様な荘厳的で神秘的な世界観を感じさせます。前半は94~97年のデモテープの曲で音はやや古く感じるが意外とメロディーラインはしっかりして音楽の体制が整っていて単調さは感じません。
9~11曲目は前半と違ってダークアンビエント要素が加わり、より無機質さや暗黒要素が感じられます。12曲目は8曲目のリミックスでボーカルが語りではなくメロディーにそって歌っていて、迫力も音の厚みも増してさらに格好良く作り直されていて個人的に気に入りました。