Les Fragments de la Nuit: Musique du Crepuscule 【予約受付中】
仏のハイセンスな室内楽団デビュー作
フランスの現代音楽家集団Les Fragments de la Nuitの2008年デビューアルバム。3人のヴァイオリニスト+チェリストという変則弦楽カルテット、そしてピアニストからなるピアノ五重奏団であるオリジナルメンバーに、ゲストで2人の女性ヴォーカリストによるヘヴンリーなヴォイスをフィーチャーし制作された本作品は、シリアス且つハイセンスなミニマル現代音楽風ネオ・クラシカルといった感じです。現代音楽といっても、難解さを殆ど排除した誰にでも非常に聞きやすいサウンドが特長です。その作風はフィリップ・グラスやマイケル・ナイマン、アルヴォ・ペルト等を彷彿とさせ、欧州特有の陰影と知的感覚に富んだサウンドが印象的です。美しく幻想的なアートワークをあしらったパッケージも素晴らしく、高品質なサウンドと共にイマジネーションを掻き立てる素晴らしい傑作です。Julverneなどのチェンバー・ロックファン、ネオ・クラシカルファンに大推薦です。