ハンガリーのネオ・フォークデュオThe Moon and the Nightspiritが2009年にポルトガルのレーベルからリリースした3rdアルバム、復刻版。ヴォーカル、ヴァイオリン担当女性と、ヴォーカル、ギター担当男性デュオという非常にシンプルなメンバー構成からは想像もできない、分厚くダイナミックなアコースティックアンサンブルは更に磨きがかかり、このバンドの実力が本物であることを証明するに十分過ぎるほどのクオリティに仕上げています。1st、2ndと順調に良作を出しつつも、3rdでコケるパターンが多い？中、3rdで更に前進しているのは、凄い事です。特に、女性ヴォーカルのカリスマ性、神秘性が増し、どことなくDead Can Danceのリサ・ジェラルドやL'Ham de Focを彷彿とさせる趣さえ、感じさせます。捨て曲無しのハイクオリティな楽曲、スリリングな演奏、相変わらずファンタジックでミステリアスなジャケットアートともに、非の打ち所のない大満足なアルバムです。ネオ・クラシカル、ネオ・フォーク、へヴンリーヴォイスファンに大推薦！！
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01. Alomido (3:36)
02. Eg Fele (6:02)
03. Osforras
(5:06)
04. Fenybe
Tero (5:13)
05. Benso Patak (5:06)
06. Tuzben
Szuleto (5:03)
07. Alkonyvarazs (5:45)
08. Hetvilag
(4:42)
09. Foldanya Sohaja (4:19)
Agnes - vocals, violin, morin khuur, bass, woodwinds, percussions
Mihaly - vocals, 6 & 12 string acoustic guitar, bass, zither, fujara
■ お客様の声
おすすめ度  |
johndoe様 | 2009-06-14 |
| このThe Moon and the Nightspiritは確か２ｎｄアルバムを聞いて衝撃を受けて再入荷した１ｓｔをすぐに購入。 今回のアルバムもその期待を裏切ることなくとても良かったです。 殆どエレキ楽器（やエレクトロニクス機器）を使わず、このフォーマットで浮遊感のある楽曲をやってのける彼らの演奏には圧巻です。 蛇足ですが、ハンガリーという国は民族的にも変拍子の民族か？ 数多いヨーロッパのアーティスト達の中でも非常に個性的な存在です。 |
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