ル・モンド誌"Choc de la Musique"賞受賞作
ベルギージャズ界きっての先鋭ピアニストDiederik Wisselsの3rdアルバム(1994年作)。僕がDiederik Wisselsファンになったきっかけがこの作品です。ノスタルジックで甘美なメロディーが印象的なピアノ演奏で始まり、徐々にバンドネオン、サックスなどが絡んできて、段々盛り上がっていく1曲目で早くもグッと来てしまいました。ジャズというとどうしても画一的になりがちなのですが、彼の場合はECMにも通じる欧州フレーバーたっぷりのメロディが持ち味であり、それが十分に生かされているのが本作ではないでしょうか。超オススメです。Khalil Chahineやクレプスキュール・レーベル等でお馴染みDavid Linxの個性的なヴォーカルも堪能できます。2014年再発盤。
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02. The Curfew Maker's Visit
02. Les fruits de mes passions
06. The Hillock Songstress
07. Even Silence Will Come Undone
Diederik Wissels - Piano
Kurt Van Herck- Saxophone
Gwenael Micault - Bandneon
Chris Joris - Drums, Percussion
Michel Seba - Drums, Percussion
Hans Van Oosterhout - Drums