音楽の都プラハで西洋音楽を学んだ後、インドで5年間もの修行を積みデビューしたチェコのレインボーマンことIvo Sedlacek3年ぶりの2ndアルバム。前作では、インディアン・ヴァイオリンを前面に押し出していたのに対し、今作では、お琴にとてもよく似た楽器モノコード中心(ラストの曲でヴァイオリンが入る)のソロ演奏が中心になっています。「禅」「寺」などの曲名から分かるように、今作ではワビサビの効いた、まるで水墨画のような和風テイストのメディテーション音楽となっています。ストイックなまでに余分な音を排除した、静寂と単音が織り成す淡い陰影のようなサウンドは、リスナーに心地よい安らぎをもたらすことでしょう。まさに瞑想時のBGMといった印象です。寝る前のひと時や、心を落ち着けたい時のBGMとしてオススメです。
1. Zen
15:35
2. River
9:12
3. Temple 9:26
4. Lake 11:19
5. Sun
9:10
Ivo Sedlacek - concert monochord, resonation monochord, violin