Bruno Sanfilippo: Suite Patagonia
雄大なるパタゴニア讃歌
バルセロナを拠点に活躍中のアルゼンチン人アンビエント音楽家の4作目。この作品は、彼がまだアルゼンチンで活躍中時代に制作された初期代表作の一枚で、アルゼンチン南部に広がる「風の大地」と呼ばれるパタゴニアの歴史をテーマに描いた壮大な組曲です。現在の彼の作風である、環境音楽系アンビエントとは異なり、シンセを中心としたシンフォニックサウンドに、生ヴァイオリンをフィーチャーするなど、プログレ+ニュー・エイジ的作風となっており、物語のように刻々と曲が展開していき、まるでドキュメンタリーフィルムを見ているかのような錯覚に陥れます。マイク・オールドフィールドがお好きな方、ニュー・エイジミュージックがお好きな方へオススメです。
Natalia Chiambaretta - Violin
Paulo Carri - Quenas, Quenachos, Trutruca*, Pifilca*
Bruno Sanfilippo - keyboards, synthesizer programming and samplers, kultrum* chascas*
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