2005年度ライプツィヒ・ゴシック祭にも参加したフランスのゴシック、ダークウェーブ系チェンバーバンドCollection d'Arnel-Andreaの2ndアルバムに2曲のボーナストラック、ビデオ映像を付けて再発された最新アルバム。存在感溢れる美声を前面に、切ないフレーズを奏でるチェロ(存在感大)、キーボード、ギター、ドラムによるバッキングが奏でるサウンドは、暗鬱でデカダンス溢れるいかにも欧州然とした美意識に満ちており、鉛色の空の下に広がる田園の情景を彷彿とさせます。終始暗鬱でマイナー調の強調が支配していますが、所により灰色の雲間から日光が差し込むような”若干の希望”も垣間見る事ができたりと、坦々と情景描写が変わって行き、まるで1つの映画を見ているかのようです。チェンバーロック、ゴシックファンの方へオススメです。
【1枚限定】
1-Un horizon de lune-
2-Aux cordes eternelles-
3-Une treve prodigue-
4-Une attente douleur-
5-Un matin de septembre-
6-Un parc, une tonnelle-
7-un refuge Lointain-
8-Un tiede Reposoir-
9 Une attente Douleur(Mahan's version remix)
10-Refuge, we're watching them dying
+ Trackvideo Mac/pc
お客様の声 |
|
・怪しいというか、陰鬱な曲調が独特ですね。 ボーカルは清らかな感じですが、逆にそれが効果的です。 オブリガード的に使われている減衰系のベルサウンドも何かもの悲しさを誘っていていい感じです。 ただ曲調にもっと変化をつけると、もっと世界が広がる可能性があると思うので、その点は今後に期待したいところです。 |