畳み掛けるサウンドと美しいメロディパートが不意に入れ替わる感覚は中毒性抜群です。
メタルやハードコアも好きなのでこれくらいやらかしたバンドは大好物です。
目まぐるしく変わる曲の展開が、決してバラバラでなく一つの曲としてまとまっているからスゴイです。このバンドは音が綺麗な感じがするのと、シンガロングみたいなことをするのが好きです。
スペイシーなサウンドに「和」を融合させたまさに異質な作品だが、聴いている者を決して飽きさせることはなく、心地良ささえ感じさせてくれる。
一曲一曲がどれも完成度が高くメランコリックな旋律が綺麗な甘いメロディーがたまりません。けどただ甘いでけでなく中には疾走感溢れる曲もあり、打ち込みなどのビートがしっかりしてて良いです。なによりボーカルの声が甘いです。シングルカットの2曲目が特にお気に入りです。他にも良い曲がそろっていてオススメです。
聞いた感じではエレクトロ+ロックにミステリアスなアラビアンテイストで+α管楽器をミックスしたインダストリアルロック、韓国のソテジに近いスタイルだなと思った(ロック色よりエレクトロ色が強いけど)
メロディーはキャッチーでプログレ程難しくない展開で非常に聞きやすく、女性ボーカルが見事にはまってます。
いいですねー。この曲のピリオド楽器使用は他にないはずです。ちょっと乾いた音色?が民族音楽的でdvorakにフィットしてます。メンバーは交響曲も録音してくれたmusica floreaの人などです。(交響曲のCDもとてもよい第8番サイコーおすすめ)
教会でのアコースティックライブで初めて聴いてファンになりましたが、このスタジオ盤の存在は全く知りませんでした。
ライブ盤同様、彼らの世界に引き込まれてしまいます。
私の場合、ライブ盤を聴いてから本作を聴いたせいか、両作を合わせて聴くとまるでお互いがお互いを引き寄せあうミステリアスな謎が氷解するとでも言おうかそんな錯覚がします。
室内楽的なチェロとチープな電子音にそれこそ音楽を聴きまくった80年代サウンドに狂おしい程愛おしさを感じます。
このCollection D'Arnell-Andreaってアーティストとしての結構キャリアがあったんですね。
最近のアコースティックライブからは想像もつかないサウンドで個人的に再評価した1枚でした。