まるで映画のBGMの様な感じですが、一曲一曲が格好良く聞きやすいです。メロディーも美しく、全く光が射す事の無い暗黒の世界が目に浮かびます。個人的には名盤だと思います。
Agatheの透き通るようなエンジェル声に儚いながらも美しさを帯びたシンセやピアノ、そしてGaelleの奏でるヴァイオリンが織り混ざるその光景は闇に染まった森に射し込む微かな木漏れ日のように、暖かく美しく優しく儚いように思えます。(わけわかりませんね。) 特にすごいのは女性二人でここまでリスナーの涙腺を崩壊させるアルバムを仕上げたことです。ダークウェーブが好きな方は必聴です!
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このアルバムの曲をチョット聴きでは、暗く、孤独で、閉塞感で、・・・。
でもこのアルバムと真正面から向き合うと、そこには、普段の生活でささくれだっている自分の姿が見えます。
非常にダークな感じな作品ですが、それでいてどこか癒される。
そんな作品です。
ダークアンビエントなるジャンルの音楽は本作が初めてです。
ですが、こんなに素晴らしいなんて!一発でファンになりました。
凍てつくような世界に置き去りにされたような孤独感、しかしその中に作者の妙な熱気を感じます。
楽曲もイマジネーションをかきたててくれる曲でアルバム全体を聴き終えた後には、ちょっとした感動が残ります。
正直に告白しますと、この作品評価が来ないことを祈って戦々恐々としてましたがついに来てしまいましたねえ~。
初回入荷の時に、視聴ファイルを聞いた時、「こんなの聞いてられるか?」と思いましたが、妙にひとの気を引きつける楽曲でもありました。
怖いもの見たさで勇気を振り絞って購入に踏み切りましたが、イっちゃってますね~。
イっちゃてる度は№1!評価もそのイっちゃてる度で評価してます。
案の定、買って聞いたその夜に悪夢にうなされました。
決して開けてはいけない恐怖の扉。心霊スポットに遊び半分で行って、霊にとりつかれた感じの1枚です。
この作品は数あるザビエルレコードのカタログの中でも”別格”のような気がします。
普通ならこの手のヘブンリーボイスのバンドでも素晴しいボーカリストはひとりですが、ここではふたり!
また、このふたりのボーカリストに実力の差が無い(実力が拮抗している)為、その広がりという点では、かつて無いほどの高揚感を醸し出します。
楽曲のセンスも良く、いやがおうでも別世界に連れていってくれます。
前作や次作があるならば是非、紹介してほしいです。
買ってよかった~!
企画モノのアルバムですが、テーマが統一しており、且つ、各楽曲にバラつきが無くまるでコンセプトアルバムを聴いているようでした。
内容は文句のつけようがありません!
ホントに子守唄の楽曲集?と思えない程充実してます。
ブックのほうも秀逸で(今回のブックの絵は気合が入ってます!)
とてもよかったです。
唯一の欠点があるとすれば普通のCDとサイズが異なるので、どうやって保存しようかなぁ~。と悩むところです。
日本の外から見た日本的なイメージは、新鮮に感じられる部分がありました。構成力もあり聴きごたえあり、現時点では音楽的な評価にとどまります。「M理論」や彼らのメッセージをを詳しく知ればさらに面白いかもしれません。